5月22日。慶應義塾大学・北館ホールでの「Seiko presents『拡張するジャズ#2 菊地成孔、菊地成孔を語る』」を受講するため、いそいそと三田まで出向きました。水曜日にこういうイベントがあると、ほんとにうれしいのです。
「受講」とは言っても、「粋な夜電波」の終了のために聴けなくなってしまった菊地さんの口上を堪能したいだけです。会場にいらした方の大半も「夜電波」ロスだと想像します。
果たして左腕に入れたタトゥーは「ガルーダ」という鳥であるという話、整体と精神分析の相関関係、三種類の時間認識(クロノス・カイロス・イーオン)について、ご自身の主宰する二つのオーケストラのことなど、滑らかに縦横無尽にお話しされました。
その後小田朋美さんが登場。アルバム『花と水』から、ソプラノサックスとピアノのデュオで3曲。素晴らしかった(インプロビゼーション~「Over the rainbow」、3曲目はタイトルがわかりませんでした)。素敵な夜でした。